「市民みんなが記者だ」を合言葉に登場したオーマイニュース。
市民メディアは、いったい時代に何を残したのか?
節目を飾った代表的な記事を事例に、紆余曲折を回顧しながら、2年半の歴史を辿る。
(2)オピニオン会員論争 2006年秋
ひと言欄改訂問題
沸き起こる論争
双方向メディアを志向したオーマイニュース。記事を投稿する市民記者のほかに、ひと言欄にコメントのみを書けるオピニオン会員の制度を設けていた。しかし、記事に対する辛辣な批判が市民記者を萎縮させてしまうとの理由から、創刊2ヶ月後、編集部は規制を検討し始めた。これに賛成する意見、反対する意見が入り乱れ、市民メディアの立ち位置や、編集部がどこまで管理すべきかといった事柄まで含めた大論争となった。
【編集部がひと言欄改訂を検討】
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【市民記者の意見その1】
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【市民記者の意見その2】
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【市民記者の意見その3】
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オピニオン会員廃止
揺れるオーマイニュース
ひと言欄を巡る論争はまだまだ続いていたが、編集部はオピニオン会員の廃止を断行する。中にはこの対応に強く不満を持ち、オーマイニュースから背を向ける市民記者や読者の姿もあった。
【編集部に寄せられた意見の発表】
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【編集部がオピニオン会員廃止を決定】
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【ひと言欄改訂を受けて市民記者の意見】
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【とある市民記者の絶筆宣言】
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市民記者相互の交流は拡大
既存メディアも動向を注視
一方でオーマイニュースの発展に期待する市民記者は、編集部主宰のオーマイカフェに参加したり、あるいは自ら主体となって勝手カフェを企図したりと、横の連携が形成される。市民メディアが今後根付いていくのかどうか、気にかけるテレビ局の取材もあった。
【第2回オーマイカフェ】
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【創刊当時の画面構成】
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【市民記者有志による勝手カフェ】
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【TBSによるオーマイニュース取材】
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