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【私の2006年5大ニュース】イスラエルのレバノン侵攻

 2位「北朝鮮核実験実施」、3位「防衛省昇格法案、教育基本法改正法案成立」




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1.イスラエルのレバノン侵攻(7月12日)

2.北朝鮮核実験実施(10月9日)

 今年世界を揺るがした大事件として、イスラエルのレバノン侵攻と北朝鮮の核実験が挙げられる。日本国内の扱われ方は圧倒的に北朝鮮問題のほうが大きいが、世界的には中東情勢の方が影響力も重大性も高いと考えられ、そちらを1位に挙げた。

 オーマイニュースでも何本か現地の様子を伝える記事が掲載されたが、私も以前、ベイルートやエルサレムを訪れたことがあり、心が痛む。泥沼が続くイラクや、対米強行路線を貫くイランの動向など、下手をすれば大戦争につながる可能性もあり、来年も予断を許さない。

3.防衛省昇格法案成立(11月30日)、教育基本法改正法案成立(12月15日)

 3位は年末に成立した2法案。これをもって「軍国主義復活」だと懸念する声もあるが、GHQの敷いた戦後体制からの脱却という点で評価したい。中国や韓国が、目立った抗議や遺憾の念を示さなかったことも注目に値し、むしろ外交的に自立し、対米従属からアジア重視の姿勢に転じることが期待される。

4.冥王星降格(8月24日)

 4位は冥王星。惑星から外された冥王星が教科書から消えるのではないかという話もあるが、惑星にも衛星にも分類できない「はみ出し者」もいるのだという好例として、ぜひ教育現場には残してほしい。

5.プロ野球世界一(3月20日)

 最後にWBCの話題。日本の優勝もさることながら、韓国の健闘と、アマチュア軍団キューバの強さが光った。個々の能力がいくら高くても、チームとしてのまとまりがなければ弱い。そのことを教えてくれた大会だった。
(2006年12月30日掲載)

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