オーストラリア子連れ旅行/第5日 青き大峡谷ブルーマウンテンズ
コアラに会いに南の大陸へ! 途中合流の長男は無事に着けるか?
シドニーから電車で2時間、郊外の町と大自然を満喫
この日はシドニー郊外の世界遺産、ブルーマウンテンズを訪ねることに。
ツアーで行く方法と、レンタカーで行く方法と、電車で行く方法があるのですが、電車を選びました。まずは近郊鉄道が発着する中央駅セントラルステーションへ。
【シドニー/セントラル駅】
思った以上に駅構内が広く、発着している路線数も多くて迷ってしまい、予定していた電車を逃してしまいました…。30分ほど待って再出発!
シドニーからブルーマウンテンズの玄関口となるカトゥーンバ駅までは約2時間。東京でたとえるなら富士山のふもと河口湖駅まで行くくらいの距離感でしょうか。しばらくは通過する駅も多い快速運転、住宅街の続く郊外の町を走っていき、やがて山と緑の景色が深くなっていきます。
週末ということもあり、電車内も日帰りでブルーマウンテンズを訪れる行楽客が多そうな雰囲気、在住らしき日本人グループの姿もありました。
【カトゥーンバ駅】
いかにも郊外の行楽駅という雰囲気のカトゥーンバ駅で下車、ここからバスに乗り換えてブルーマウンテンズへ。エコーポイントで下車すると、すぐに絶景が広がっていました。
【ブルーマウンテンズ/スリーシスターズ】
ユーカリの葉から揮発した油分により太陽光線が反射して、山全体が青く見えるというブルーマウンテンズ。想像していた以上に広がりがあり、奥行きがあり、どこまでも続いているような景色に圧倒されました。
さながら青い大峡谷、青きグランドキャニオンといった雄大さです。シドニーから半日かけて来る価値が充分にあるでしょう。ウルルやカタジュタとは、また全く種類の異なる絶景。オーストラリア大陸の広さを感じます。
【ブルーマウンテンズ/エコーポイント】
周辺にはハイキングコースが巡っていて、歩きながら景色を楽しむことができます。それほど激しくアップダウンがあるわけではなく、きれいに遊歩道が整備されており、たくさんの人で賑わっていました。植生も日本あたりとはちょっと違って、珍しいヘンテコな実(?)がなる木があったような…。
【ブルーマウンテンズ/ハイキングコース】
ブルーマウンテンズのもう1つの観光ポイントと言えばシーニックワールド。レイルウェイ、ケーブルウェイ、スカイウェイという3種類の乗り物で景色を楽しむことができるというアトラクション。
ところがメインの乗り場駅でないとチケットが買えないことが判明! もしくはネットで予約して購入するようにと、QRコードの案内が設置されていました。係員もいましたが、ネットで買うか、歩いて向こうのメインの駅に行くかのどちらかだと言われました。
結果的には、サイトにアクセスしてチケットを選択するところまでは進んだのですが、SMSやメールアドレスでの認証手続きが面倒臭く、取り止めることに。券売機くらいあってもいいのに…。なんでもネットの世の中、便利になったのか、融通が利かなくなったのか…。
【ブルーマウンテンズ/シーニックワールド】
ともあれブルーマウンテンズは充分に満喫した気分。お腹も減ってきたのでバスでカトゥーンバの町へ戻ることに。
驚いたのはこんな田舎の小さな町でも、日本食のお店が並んでいたこと。日本全国どこへ行っても、中華やイタリアンのお店は簡単に見つかりますが、同じくらい浸透しているのでしょうね。ちなみに食べたのはハンバーガーでした。
【カトゥーンバの町】
カトゥーンバからシドニーまで、再び電車に揺られること2時間。夕方早めにホテルに戻ってゆっくり、洗濯などをして過ごしました。
夜ダーリングハーバー沿いを散歩していると、部活の試合があり4日間ひとり暮らしをしていた長男から、「羽田に着いた、2時間暇」とのLINE。無事に進めば、明日の朝にはシドニーに到着して合流の予定です。
【シドニー/ダーリングハーバーの夜景】