オーストラリア子連れ旅行/第2日 世界一住みやすい街メルボルン
コアラに会いに南の大陸へ! 途中合流の長男は無事に着けるか?
無料のトラムに乗って、超モダン建築が建ち並ぶ街を歩く
夜行便利用により、朝メルボルンへ到着。入国手続きはスムーズですが、独立した大陸であるオーストラリアは動植物の検疫が厳しく、長蛇の列で少し時間がかかりました。
空港から市内へは直通のスカイバスを利用、およそ30分の道のり。やがて車窓越しに中心部の高層ビル街が見えてきました。
【メルボルン市街の高層ビル】
ホテルに荷物を預けて、いざ街歩き!
メルボルンは都市圏人口およそ500万人の大都会、ですが中心部は意外とコンパクトで歩きやすいです。
ガイドブックには「落ち着いた英国調の街並み」と、イギリス植民地時代からの古い建築が残る様子が書かれていますが、街を歩いての第一印象はその真逆。たとえるならドバイあたりにありそうな、デザインの凝った超モダン建築があちこちに。
そして人口のおよそ4分の1がアジア系。オーストラリア最初の食事は、まさかのベトナム料理となりました。
【メルボルン/ベトナム料理店にて】
シドニーやケアンズなど他のオーストラリアの都市に比べると、観光要素の少ないイメージがあるメルボルン。でも、一応しっかり世界遺産があるんです。
それが王立展示館とカールトン植物園。1880年に開催されたメルボルン万博の際に造られたそうです。まあ世界遺産だと知らなければ、ただの雰囲気の良さそうな公園と博物館という感じです…。
【メルボルン/王立展示館とカールトン植物園】
メルボルンの街歩きで嬉しいのは、便利な交通機関。なんと中心部を走る路面電車トラムに、無料で乗ることができるのです!
無料乗車可能なのはその名も「フリートラムゾーン」と呼ばれる中心エリア、広さにするとだいたい東西に2キロ、南北に1キロ程度でしょうか。主要な見どころや繁華街が含まれているので、旅行者にとってはとても使い勝手がよくありがたいです。
【メルボルン/便利な路面電車】
トラムを乗り継いで、豪州最大のセントパトリック大聖堂や、19世紀以来の老舗商店街ロイヤルアーケードを巡ります。コーヒー文化が根付き、カフェが多いのもメルボルンの特徴の1つ。アーケードのカフェで一休みしました。
【メルボルン/ロイヤルアーケードのカフェ】
ここでトイレに行こうと思った長女&次女。お店の人に自分たちで聞きに行かせると、外に出て何やら指差し説明を受けています。よくあるパターンですが、店内にはトイレがなく、アーケード内の別の場所に共用のトイレがあるのでしょう。
助けに行くのは簡単ですが、子供たちのためにならない。心を鬼(?)にして放っておくと、ちょうど隣のテーブルにいたお姉さんたちもお手洗いに行きたかったのか、流れで一緒に連れて行ってもらうパターンに。
数分後、無事に帰ってきてから聞くと、色々話しかけられたけど「イエスやオーケーしか答えられなかった」そうです。まあ、最初はそんなもん。対応してくれた店員さん、同行してくれたお姉さんたち、感謝です。
【メルボルン/フリンダース・ストリート駅】
賑やかな繁華街を歩いて、街のシンボル的な鉄道駅フリンダース・ストリート駅。
ここからヤラ川を渡って対岸へ。川沿いの散歩道、地元の人たちや観光客で賑わっていました。夕暮れ時、日本とは季節が逆なので肌寒さはありますが、街並みはきれいで雰囲気もよく治安の良さを感じさせます。
さすが「世界一住みやすい街」と言われるだけあるな、と実感しながらホテルへ戻るのでした。
【メルボルン/ヤラ川沿いの遊歩道】