ベネルクス&フランス子連れ旅行/第4日 ストライキと小雨に煙るフランス到着
ベルギー、ルクセンブルグ、フランス周遊。ストライキによるトラブル多発!?
1月2日
特急も地下鉄も、ダイヤは乱れていたけれど…
ルクセンブルクからフランスへ。
日本ではあまり報じられていないけど、フランスでは年金改革を巡って、
12月初旬からずっと公共交通のストライキが続いています。
そのあおりを受けて国際列車も減便。
乗る予定だった10時20分発のTGVはキャンセルされ、仕方なく早朝6時40分発に乗ることに。
【フランスが誇る超特急TGV inOui】
ところが当日、ホームに停車していた列車に乗り込んでも、全く出発しそうな雰囲気無し。
結果2時間の遅延… (>_<)
初めからわかっていたら、ゆっくりホテルで朝食もとれたのに…
2等車が埋まっていたので1等車を利用。
イスもテーブルも広々と、のんびり過ごせたことだけはよかったです。
【TGVの車内でトランプ】
で、ようやくパリに到着。
まずはモンマルトルの丘を目指します。
ストライキにより昼間は地下鉄が動いていないため、徒歩で。といっても15分くらいです。
曇り空、小雨のぱらつく中、サクレクール寺院をバックに、2階建てのメリーゴーランドを発見!
としまえんよりすごい? ということで、乗りたがる子供たち。
【モンマルトルの丘のメリーゴーランド】
階段を登って、サクレクール寺院へ。
その間に天気は少し回復して、ちらっと青空も見えました。
ただ期待していたパリ市内の眺望は、イマイチ。
エッフェル塔に行こうと考えていた予定は、最終日に順延することにしました。
【白亜のサクレクール寺院】
代わりに、動いている近郊鉄道(RER)のB線で、パリの中心部へ。
セーヌ川に浮かぶシテ島、ノートルダム寺院にやって来ました。
昨年4月に燃えてしまったニュースは、子供たちも知っています。
すでに修復工事が始められていて、
火事の現場や、復旧に向けた作業の様子が、大きな展示パネルで説明されていました。
【修復が始まっているノートルダム寺院】
続いてサント・シャペル教会へ行こうと思ったのですが、
時間の都合もあり、隣接した監獄コンシェルジュリーへ。
もともと宮殿として使われていた建物が、フランス革命時に牢獄として転用されたもの。
あのマリー・アントワネットも収監されていたことで知られています。
【監獄コンシェルジュリー】
夕暮れ時、セーヌ川を眺めつつ、ホテルへの戻りは地下鉄で。
ストライキ中、平日は朝(06:30~09:30)と夕(16:30~19:30)のラッシュ時のみ、地下鉄が動いているのです。
といっても通常の2分の1~4分の1くらいに減便されているので、激しい混雑…
東京のラッシュになれていれば何とかなる、くらいのレベルですが、スリには注意。
身長の低い次女は、大きな現地の乗客たちに挟まれ、押しつぶされそうになっていました (T_T)
【セーヌ川の夕景】
旅行日数が長くなると、必要になるのが途中での洗濯。
今回はパリ到着のこの日に、ホテル近くのコインランドリーを探すことに。
ネットですぐに見つかりました。
【パリのコインランドリー】
そして夕食は、エスカルゴ!
フランス料理と言ったら、やっぱりこれでしょう。
でも、子供たちは食べたがりませんでした。
パスタや肉料理のほうがお好みのようです。
【フランス料理といえば、やっぱりエスカルゴ】
懸念していたストライキの影響は、ないといったら大嘘になるけど、
観光ができないほどではなく、今日訪れたところは、どこもかしこも旅行者で賑わっていた。
ヨーロッパの人はみな、ストライキに慣れっこなのでしょう。
明日のスト情報をネットで確認して、さあ、どうやってベルサイユまで行こうかな。