スイス子連れ旅行/第2日 山と湖に囲まれた古都ルツェルン
コロナ後、久しぶりの海外旅行! アルプスの大自然と街並みを往く。
中世さながら木造の橋と、車の入れない旧市街
ドーハで乗り継いでチューリッヒ空港到着は午後。荷物が遅延して少し遅くなりました。
ロンドンのヒースロー空港など欧州の他の空港では、コロナ禍の人員削減の影響で、ロストバゲージが頻発しているとも聞きます。30分程度のロスで済んだのは、まだマシと考えるべきでしょうか。
【チューリッヒ空港】
チューリッヒでは泊まらず、空港駅からそのまま列車に乗って移動します。
【チューリッヒからルツェルンへ】
1時間ほどの乗車で、やって来たのはスイス中央部の古都ルツェルン。山間部の交易拠点として発展し、当時の強国だったハプスブルク帝国に対抗した歴史を持つ町です。
街の中心を流れるロイス川に架かるカペル橋が、ルツェルンのシンボル。木橋に飾られた赤い花が青空と川の水に映えています。
【ルツェルン/カペル橋と川沿いの街並み】
下の写真はもう一つの木造橋であるシュプロイヤー橋。三角屋根がかかり、かつて猛威を振るったペストの流行を描いた、ちょっとおどろおどろしい「死の舞踏」の絵が描かれています。
【ルツェルン/シュプロイヤー橋】
川を渡った先は旧市街。さして広さがあるわけではありませんが、その特徴は車が走っていないこと。ルツェルンの旧市街は車の進入が禁止されているのです。中世さながらの街並みを、交通を気にせずそぞろ歩くことができます。
【ルツェルン/旧市街の広場】
旧市街を抜けて歩くこと15分ほど、ルツェルンを代表するもう一つの見どころは、氷河公園にあるライオン記念碑。フランス革命当時、スイス出身の傭兵が多数戦死したのを悼み、勇敢な彼らを瀕死のライオンになぞらえて、これを彫ったと言われています。
もう少し小さなレリーフを想像していたら、思ったよりも迫力と見ごたえがありました。
【ルツェルン/ライオン記念碑】
そして湖沿いの景色。ルツェルン湖を挟んで向こうに切り立ったピラトゥス山。遊覧船が運航し、水遊びをしている人もいて、とてものどかな雰囲気でした。
【ルツェルン/湖とピラトゥス山の眺め】