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台北地下鉄&バス乗車、悠遊カードと1日乗車券、24時間券どちらがおすすめ?

台湾の首都台北を訪れたときに、必ずお世話になると言っても過言ではないのが地下鉄(MRT)。2024年時点で6路線、市内の主要な見どころを網羅しており、運行本数も多いので大変便利です。

そんな地下鉄や、さらにバス、近郊電車なども利用する際に迷うのが乗車券の買い方。ガイドブックを見ると、日本のスイカやイコカのような悠遊カードのほか、1日券や24時間券(何が違うのか?)、さらには北北基おもしろカードなんてものまであり、どれがよいのか迷ってしまいます。

それぞれの使い勝手と微妙な違いについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
1.ほとんど乗らないのであれば片道乗車券
2.チャージ式の悠遊卡(カード)は購入に100元が必要
3.実は便利でお得な台北捷運(MRT)1日乗車券
4.バスに乗るなら北北基好玩(おもしろ)カード
5.結局どれがおすすめ? 迷ったときの選択は?



1.ほとんど乗らないのであれば片道乗車券

ツアー利用で地下鉄にあまり乗らない、台北以外の他都市周遊がメインで滞在時間が短い、なんてときにはその都度切符を購入するのも、もちろんありです。日本のような長方形の紙の切符ではなく、円形のトークン式の切符です。

乗車区間の長さによって金額が変わるので一概には言えませんが、3~4回程度しか乗らないのであれば悠遊カードや1日券は損、いわゆる「元が取れない」計算になります。

また桃園空港へ行くMRT桃園機場線は、他の台北MRTの路線と運営会社が異なり、後述する台北捷運1日券や北北基おもしろカードが使えません(悠遊カードは利用可)。別途片道乗車券が必要になりますので注意してください。

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2.チャージ式の悠遊卡(カード)は購入に100元が必要

ガイドブックなどでおすすめにあげられているのは悠遊卡(カード)、英語では Easy Card と呼ばれています。日本のスイカやイコカやパスモと同じチャージ式のICカードで、日本や台湾のみならず、世界各国の都市鉄道でこのようなカードが主流になりつつありますね。

ちなみに台湾第二の都市、高雄で一般的なのは一卡通(イーカートン)、首都圏のスイカと関西圏のイコカに互換性があるように、台北でも同様に使えるそうです。

地下鉄、バスだけでなく、十分など郊外へ行く際のいわゆる地上の鉄道にも使えますし、スーパーやコンビニなどでの買い物にも利用できるので万能です。最初に購入するときに100元必要で、その後は駅の券売機でチャージすることができます。

ただその際難点なのは、券売機でのチャージでおつりが出ないこと。旅行の最終日でチャージ額を調整したい、でも大きな紙幣しかないようなときには不便です。余ったらコンビニでの買い物などで使えばよいのですが、残額の確認に注意してください。

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3.実は便利でお得な台北捷運(MRT)1日乗車券

台北の滞在は1~2日程度と短いけれど、とにかく地下鉄に乗って市内のあちこち動き回る予定、なんて場合は悠遊カードよりも1日券や24時間券を買ったほうがお得かも。地下鉄MRTが乗り放題となるカードです。

ちなみに1日券は150元で24時間券は180元。さらに48時間券、72時間券があります。朝から夜までその日1日だけずっと利用するなら1日券がよいですし、飛行機などの都合で午後から翌日午前中までなんてケースでは24時間券がよいでしょう。

乗り放題ですので悠遊カードのように残額チャージの心配もなく、1駅だけといった短い区間でも使いやすい。ただし券売機では購入できないので駅の窓口に並ぶ必要があります。また台北MRTにしか乗れず、別会社の桃園空港線には使えません。

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4.バスに乗るなら北北基好玩(おもしろ)カード

台北捷運の1日乗車券と似ていますが、加えてバスにも乗れるのが北北基おもしろカード、英語では Taipei Fun PASS と呼ばれます。「北北基」とは、台北市、新北市、基隆市から1文字ずつとった名称で、3つの市の市バス、および観光路線の台湾好行バスにも使えます。

たとえば故宮博物院へ行く際にバスに乗る、なんて予定がある場合は、地下鉄のみの1日券や24時間券ではなく、北北基おもしろカードを選ぶとよいでしょう。さらには猫空ロープウェイ乗車も含まれる券や、主要観光スポットの入場が含まれる券もあります。

台北捷運(MRT)1日乗車券と同じく、桃園空港線には使えません。また九份行きのバスには乗れますが、十分へ行くのに電車に乗る場合は使えませんので注意です。

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5.結局どれがおすすめ? 迷ったときの選択は?

以上それぞれの券/カードについて説明しましたが、種類が多くてややこしいですね。通用範囲の違いを表にしてまとめてみました。

種別 地下鉄 バス 桃園空港線 郊外電車 買い物 注釈
片道乗車券 × その都度購入
悠遊卡(カード) 購入時に100元。チャージの際におつりが出ない
台北捷運(MRT)1日券 × × × × 窓口で購入。24・48・72時間券もあり
北北基好玩卡(おもしろカード) × × × 窓口で購入。1・2・3・5日券あり

ある程度滞在日数が長く、故宮博物院や九份など地下鉄だけでは無理な場所に行くなら悠遊カード、そうでなければMRTの1日券や24時間券など、目的地に応じて選んでみてください。桃園空港線だけ片道乗車券を併用、なんて方法でもよいと思います。

なお金額や券種など変わる可能性もあります。最新情報を確認するようにしてください。





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