台北おすすめ夜市、士林、寧夏、臨江街&雙連朝市も
台北を訪れたら行ってみたいのはやっぱり夜市。B級グルメがずらりと並ぶ屋台は値段も手頃で、食べ歩きがとにかく楽しい。ただ限られた滞在日数で行ける回数が限られているという場合、どこへ行くのがよいのか迷ってしまいます。立地で選ぶか規模で選ぶか、人気の夜市をご紹介。おまけで朝市も含めて、台北旅行の参考にしてみてください。
目次
1.台北101から近い臨江街夜市、夜景観賞後の訪問もおすすめ
2.狭い範囲にグルメ屋台が集結した寧夏夜市、中心部からのアクセス便利
3.人気ナンバーワンの士林夜市、ゲーム屋台を回るのも楽しい
4.士林夜市で歩き疲れたときは慈諴宮の境内でひと休み
5.生鮮食品や生活雑貨が並ぶ朝市、雙連市場も行ってみよう
1.台北101から近い臨江街夜市、夜景観賞後の訪問もおすすめ
かつての世界一の高層ビル台北101は、台北を代表する人気の観光スポット。日没後に展望台を訪れて夜景観賞を楽しむという人も多いでしょう。そんな台北101とあわせての訪問が便利なのが臨江街夜市、地下鉄で1駅の距離、歩いても15分ほどで着くことができます。臨江街夜市は地下鉄信義安和駅の南、通化街と交差する臨江街およそ500メートルほどの比較的小規模な夜市です。他の夜市に比べると観光客の割合が少なく、地元の人が多いと言われています。それだけによりローカルで美味しいグルメに出会えるかも。中にはミシュランガイドで紹介された店もあるそうです。
2.狭い範囲にグルメ屋台が集結した寧夏夜市、中心部からのアクセス便利
台北の中心部から近いのは寧夏夜市。繁華街の中山駅あるいは雙連駅から歩いて10分とアクセス抜群です。規模は小さく200メートルほどの範囲に屋台がギュッと集まっています。台北に数ある屋台の中でも特にグルメに定評があり、老舗の有名店も多く活気があります。ただ難点としては人がとにかく多く、屋台と屋台の間の道も狭いので、すれ違うのも大変なこと…。ほっと一息ついて座れるような場所が少なく、小さい子供を連れている場合は迷子に注意です。手軽に屋台の雰囲気を感じて食べ歩きしたい、大人向けの夜市と言えるかもしれません。
3.人気ナンバーワンの士林夜市、ゲーム屋台を回るのも楽しい
台北を代表する人気の夜市と言えば士林。台北市内の北部にありますが、注意したいのは最寄り駅は士林駅ではなく、1つ手前の剣潭駅であること。他の夜市がおおむね道路一本の範囲に広がっているのに対して、士林夜市はとにかく広い。剣潭駅の北側からY字状に伸びる基河路と文林路、そして大北路に囲まれた三角形の内側が、巨大なお祭り会場のように賑わっています。
グルメ屋台が多いエリア、ファッション関係の店舗や土産物屋が並ぶエリア、そしてゲーム屋台が多い一角もあります。日本にもあるような射的や金魚すくい、パチンコゲームに麻雀まで。眺めながら歩いていると片言の日本語で声をかけられること請け合いです。
4.士林夜市で歩き疲れたときは慈諴宮の境内でひと休み
広い士林夜市を歩き回るのは大変ですが、おすすめの休憩スポットがあります。士林市場の奥、大南路に沿ったところに位置する慈諴宮、海の神様とされる媽祖を祀った道教寺院です。喧騒の屋台街から一歩中に入ると落ち着いた雰囲気、境内では多くの人が段差に腰を下ろして休憩しています。嬉しいのはグルメ屋台が立ち並ぶ一帯の真ん中にあること。家族やグループで訪れている場合など、慈諴宮を待ち合わせ場所にして、各自が気になる屋台で好きなものを買ってきて集合とするのも楽しいのではないでしょうか。
5.生鮮食品や生活雑貨が並ぶ朝市、雙連市場も行ってみよう
おすすめの夜市を紹介してきましたが、せっかく台湾に来たなら朝市も外せない見どころです。中でも規模が大きく人気なのは雙連市場、台北駅から地下鉄で2駅とアクセスしやすいのも魅力です。肉や魚、野菜や果物などの生鮮食品のほか、衣料品や雑貨など様々なものが売られています。ちなみに台湾の朝ごはんと言えば、細長い揚げパンの油條、卵を小麦粉や片栗粉とともに焼いた蛋餅、そしてさっぱりした甘さが魅力の豆漿(豆乳)。テイクアウトで買っていく人も多い定番のメニューです。朝市に限らずお店がありますので、ぜひ試してみてください。