イギリスドライブその2/日本と同じ左側走行? 高速道路の乗り方は?
イギリスは鉄道発祥の国。鉄道網が発達していますので、レンタカーのお世話になる人は少ないかもしれません。ただ古い町並みで知られるコッツウォルズ地方など、交通不便な地域があるのも事実、ツアーで訪れることのできる場所は限られていて、希望に合わないケースもあるかもしれません。イギリスドライブのポイント、続いては現地走行編、ハンドルの位置は日本と同じ? 高速道路の仕組みはどうなっている?
目次
5.日本と同じ右ハンドル、左側通行で楽々?
6.無料の高速道路はM! サービスエリアも立ち寄りたい
7.一般国道はA、さらにローカルな地方道はB
5.日本と同じ右ハンドル、左側通行で楽々?
海外へ行くと日本とは逆の左ハンドル、右側走行である国が多いですが、安心してください、イギリスは日本と同じです。明治時代に日本が道路網の整備を始めたとき、イギリス流に倣ったからであると言われています。ただし注意点として、ウィンカーとワイパーのスイッチ/レバーの位置が、日本と逆のケースがあります。ついウッカリ、ウィンカーを出すべきタイミングでワイパーを動かしてしまうということがありますので、最初に確認をしておくといいでしょう。
6.無料の高速道路はM! サービスエリアも立ち寄りたい
イギリスの高速道路はハイウェイではなくモーターウェイと呼ばれます。M1、M4、M25のように、頭文字のMに路線番号を付けて表されます。日本と同じ島国で、丘陵地のアップダウンも多い景色、日本の高速道路を走っているのと似たような感覚で走れるのではないかと思います。大きな違いとしては、無料であること! ごく一部の有料道路を除いてイギリスの道路は無料です。インターチェンジに料金所はなく、一般道からのアクセスはスムーズです。出口では、いつの間にか高速道路から降りていた、制限速度が変わっていたということになりますので、注意してください。
そんなイギリスのドライブで楽しい(?)のはサービスエリア。高速道路の途中に、日本と同じようなサービスエリアが営業しています。カフェ、売店、ガソリンスタンド、そしてお手洗いと、ドライブに必要なものはもちろん揃っています。あらかじめ地図で場所を確認し、休憩ポイントとして活用してみてください。
7.一般国道はA、さらにローカルな地方道はB
次に日本の一般国道に相当する主要な幹線道路は、A+路線番号で表されます。基本的にはM番号の高速道路と、A番号の幹線道路で、主だった都市や観光地へのドライブプランは組み立てることができると思います。さらに地方道になるとBでナンバリングされます。また、○○ロード、××レーンのように、固有の名称が付けられたローカルな道となります。曲がりくねった狭い道も少なくありませんが、日本との大きな違いは信号が少ないこと。代わりに環状交差点が多いのですが、詳しくは「その3」でご案内していきましょう。
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