ニューヨーク・マンハッタン治安情報、セントラルパークは危険? 安全なエリアは?
世界一の大都市ニューヨーク。人種のるつぼと言われ多様な人々が暮らす国際都市ですが、一方で気になってしまうのがやっぱり治安。どこが安全なのか、どのエリアは気をつけたほうがいいのか、気になる人も多いのではないでしょうか。ニューヨーク中心部のマンハッタン、以前に比べると治安はかなり良くなったと言われますが、それでも注意すべきエリアや時間帯があります。本記事を参考に、安全な旅行プランを考えてみましょう。
目次
1.多くの人で賑わうタイムズスクエア、観光客狙いの犯罪に注意
2.セントラルパークを歩くなら明るい時間帯がおすすめ
3.黒人文化の薫るハーレム地区や、野球観戦ヤンキースタジアム周辺は?
4.ブルックリンやクイーンズなど郊外について
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1.多くの人で賑わうタイムズスクエア、観光客狙いの犯罪に注意
ニューヨークの中心マンハッタンのそのまた中心といえばタイムズスクエア。42丁目と7番街、さらに斜めに走るブロードウェイが交差する「世界の交差点」。タイムズスクエアに面した屋外広告ビルボードの掲載料は、世界でも有数の高さだそうです。華やかなタイムズスクエア、ニューヨークへ来た旅行者が必ず一度は訪れる場所だと思いますが、そんなオノボリの一見さんを狙った犯罪に注意。実際に出くわしたことがあるのは、某有名キャラクターの着ぐるみを着たグループ、こちらに近づいてきて一緒に写真を撮ろうとしますが、お金を要求されますので要注意。子供が泣いてしまった苦い記憶があります。
2.セントラルパークを歩くなら明るい時間帯がおすすめ
マンハッタンの中央部に広がる巨大な都市公園セントラルパーク。東西の幅およそ800メートル、南北の長さおよそ4キロの広さを誇ります。摩天楼に囲まれたまさに都会のオアシス、映画や小説の舞台として使われることも多く、ニューヨークを訪れたなら一度は散歩してみたいところです。一般的に気をつけたほうがいいと言われているのは、まず夜間。当たり前と言えばそうですが、行くなら明るい時間帯が無難です。またガイドブックに載っているような主だった見どころは、ミッドタウンに近い南側に集まっています。目安としてはメトロポリタン美術館までの範囲が、観光客にとっては不安なく歩けるエリアではないでしょうか。
3.黒人文化の薫るハーレム地区や、野球観戦ヤンキースタジアム周辺は?
「ニューヨーク 治安」で検索すると、おそらく要注意エリアとして必ず挙げられるのが、セントラルパークのさらに北側に位置するハーレム地区。アフリカ系アメリカ人が多く居住し、ジャズ音楽などが好きな人にとっては近年人気の観光エリアにもなっています。中心となる125丁目周辺を歩く分には、さほどの心配はないでしょう。同じくマンハッタンの北、ハーレム川を渡った対岸にあるのが、ニューヨークヤンキースの本拠地ヤンキースタジアム。スタジアム周辺のブロンクスもまた、あまり治安のよくないエリアとされています。ただスタジアムは地下鉄の駅を降りて目の前ですので、野球観戦だけを目的に行くのであれば、やはり大きな心配はありません。観戦が終わった後は、寄り道をせずミッドタウン方面に戻るのがよいかと思います。
4.ブルックリンやクイーンズなど郊外について
ニューヨークに数日以上滞在する場合、マンハッタンだけではなくブルックリンなど郊外へ足を延ばすこともあるかもしれません。マンハッタンから橋を渡った対岸のダンボやドミノパーク、あるいはブルックリン美術館などブルックリンの北部エリアは近年のガイドブックで紹介されることも多い人気スポットです。賑やかな表通りを離れると、貧しい地区や薬物常用者が多いようなところもありますので、くれぐれも気をつけてください。
同じくマンハッタンの東、クイーンズと呼ばれるエリアは日系人も多く住んでおり、治安も安定していると言われています。ただクイーンズ南部のジョン・F・ケネディ空港周辺の一帯はあまり雰囲気がよくありません。空港との行き来以外では、あまり寄り道しないのが無難です。