モニュメントバレー完全攻略 見どころ&おすすめ撮影スポット
グランドキャニオンと並ぶアメリカの絶景大自然といえば、モニュメントバレー。ラスベガスから日帰りや1泊のツアーが充実しているグランドキャニオンに比べると、距離も遠くてアクセスが大変ですが、訪れれば感動すること間違いなし。おすすめの見どころや、絶景撮影ポイントなどご案内します。目次
1.ラスベガスから650キロ! アメリカの原風景へ
2.ホテルはザ・ビュー、もしくはグールディングスロッジ
3.バレーツアーに参加し、ジョンフォード・ポイントへ
4.巨大アーチを見ながら、ナバホの文化にも触れる
5.時間があればフォレストガンプ・ポイントも行ってみたい
1.ラスベガスから650キロ! アメリカの原風景へ
ラスベガスからモニュメントバレーまでは実に650キロ、ひたすら車を走らせても丸1日かかる道のりです。グランドキャニオンなどの見どころと合わせた周遊ツアーに参加するか、レンタカーで行く場合は2~3泊以上の余裕を持った行程がおすすめです。ドライブルートについては、こちらのページを参考にしてみてください。
2.ホテルはザ・ビュー、もしくはグールディングスロッジ
周辺に目立った町のないモニュメントバレー、朝晩の風景を楽しむなら宿泊が必要です。建築規制のあるグランドキャニオンなど国立公園と違い、ナバホ自治区に位置するモニュメントバレー。景観保護の論争を呼びつつ、絶景の目の前に建てられたホテルがザ・ビュー。部屋のバルコニーから、敷地内のテラスから、バレーを象徴する3つのビュート(丘)を一望することができます。
一方のグールディングスロッジは1920年代に開業した歴史あるホテル。US-163を挟んでバレーからは少し距離がありますが、周囲もあわせた全景が眺められることや、スーパー、プール、さらに博物館などを併設した充実の設備が魅力。どちらもハイシーズンは混み合うので、早めの予約が無難です。
3.バレーツアーに参加し、ジョンフォード・ポイントへ
モニュメントバレーに来たら欠かせないのが、ジープで走るバレーツアー。ビジターセンターから近いバレードライブと呼ばれるエリアまでは一般車両(レンタカー)で入ることもできますが、未舗装路で運転に負担もありますので、なるべくツアー参加がおすすめです。所要時間に応じて複数のコース設定があり、事前予約または現地でも申し込むことも可能です。ザ・ビューホテルの裏手から坂道を下っていき、ツアースタート。車酔いを気にする人もいると思いますが、少し走るごとに展望のよい箇所があって、撮影時間をとってくれます。
バレードライブは全長およそ27キロのコース。映画撮影の名所ジョンフォード・ポイントから360度の絶景を堪能、三つの細長い岩が並ぶスリーシスターズをはじめ、荒野に連なるビュートやメサの眺めが印象的です。
4.巨大アーチを見ながら、ナバホの文化にも触れる
バレードライブを離れ、一般車両の禁止エリアに進むと、さらに景色は荒涼さを増していきます。モカシンアーチやビッグホーガンと名付けられた巨大な岩の造形に圧倒されたり、ナバホの伝統住居であるボーガンや、かわいい野ウサギも見ることができました。ビッグホーガンの下では、ガイドさんが太鼓を叩きながらナバホの歌を披露してくれました。ツアーに参加するとナバホダンスのディナーショーなどが含まれていることもありますが、大自然だけでなく、そんなネイティブアメリカンの文化に触れるのも、貴重な体験の機会になりますね。
5.時間があればフォレストガンプ・ポイントも行ってみたい
モニュメントバレーを外から眺められる絶景ポイントとして人気があるのが、同名映画の名前を冠したフォレストガンプ・ポイント。US-163(USハイウェイ163号線)を北東方向へ20分ほど走っていくと、すーっと伸びる一本の道の先に、赤茶けたビュート群が摩天楼のようにそびえている姿を一望することができます。道路脇に狭い駐車スペースがあるくらいで、大きな看板などはありません。交通量は少ないですが、車はゆうに時速100キロ越えの速度で走ってきますので、くれぐれも写真撮影の際は注意してください。
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