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学生時代の旅・マレー半島/後編(1995年春)


季節は三月、春分の前後。 赤道直下のシンガポールからマレーシアにかけては、 太陽が真上に来る。
緑の多い道であっても、太陽があまりに高く日陰がない。

のちのちアフリカや西アジアの砂漠地帯を 自転車で越えてゆくことを考えると、
学生だった当時は軟弱だったのか、根性が足りなかったのか。

あまりに強烈な直射日光と、 容赦のない暑さに嫌気がさして、
途中からは自転車にほとんど乗らない旅になった。

一方でマレーシアは、人生初めて訪れるイスラム国家。
ところがどんな田舎の町に行っても、 仏教寺院とヒンドゥ寺院があり、
教科書はときに嘘つきであると知った。

 マレーシア
(Malaysia)

3月18日 ボートに乗って テンベリン川を溯行

マレーシア

熱帯の国立公園 タマン・ヌガラに到着

マレーシア

3月20日 ジャングル地帯の村や 動物観察小屋へ

マレーシア

公園係員に聞いた 東京地下鉄毒ガス事件

マレーシア

クアラルンプルに戻り 郊外の大モスクへ

マレーシア

 タイ王国
(Kingdom of Thailand)
人口 6197万人 面積 51.4万km2
首都 バンコク 宗教 仏教(上座部)
言語 タイ語 通貨 バーツ
旅行期間 1995年3月24日~1995年3月27日(4日間)
訪問経路 (マレーシア)~バンコク/アユタヤ~(日本)

3月25日 飛行機でバンコクへ 王宮の黄金寺院

タイ

バンコクに泊まって市内観光 広い市街に見所は多く

タイ

鉄道に揺られて アユタヤ遺跡へ

タイ

山田長政ゆかりの地と 涅槃大仏

タイ

新市街には 冷房の効いた百貨店が並ぶ

タイ

マレー半島

マレー半島(1995年春)
その1 シンガポール/クアラルンプール

初めての陸路国境。
太陽が真上、炎天下のマレー半島に挑んだ。

カナダ

カナダ(1994年夏)
その1 カルガリー/バンフ

初めての単独海外。
英語圏が無難だろうという考えでカナダを選ぶ。

韓国

韓国(1996年夏)
その1 釜山/慶州

初めての海路国境。
九州から隣国韓国へ、自転車でソウルを目指す。



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