学生時代の旅・韓国&北朝鮮/後編(1996年夏)
そんな韓国が、日本と最も異なる点。 それは南北分断国家であるということ。
とりわけソウルは、北朝鮮との軍事境界線、いわゆる38度線から至近の場所にある。
ソウルから日帰りで参加のできる板門店ツアー。日本語ガイドがついた。
このツアーのために、市場で長ズボンを買っていた。
国連軍の基地で、簡単な説明と、何があっても文句は言いませんという旨の誓約書に署名をする。
その日は晴れだったが、たとえ雨の日でも、決して傘を差してはいけないそうだ。
独特の張り詰めた緊張感。微動だにしない兵士たち。
軍事境界線を挟んで、すぐ向こう側に立っているのは北朝鮮の兵士なのだ。
それまでに見たことのある国境は、シンガポールとマレーシア間の、交通量が膨大な国境のみ。
国の境とは何か。深く考えさせられた。
大韓民国 (Republic of Korea) |
東京とよく似たソウルの都心 景福宮や東大門市場など、まずは名所を巡る
安くて便利な地下鉄で 漢江の南、新市街江南地区も訪れた
ソウルから日帰りの板門店ツアー 北朝鮮との軍事境界線を体験
一路、帰国の途 特急セマウルに乗ってソウルから釜山へ
韓国(1996年夏)
その1 釜山/慶州
初めての海路国境。
九州から隣国韓国へ、自転車でソウルを目指す。
マレー半島(1995年春)
その1 シンガポール/クアラルンプール
初めての陸路国境。
太陽が真上、炎天下のマレー半島に挑んだ。