ふねしゅーの日本探訪/其の廿玖 子連れお出かけ 袋田の滝/ひたち海浜公園
茨城家族旅行。日本3名瀑袋田の滝と、ひたち海浜公園へ
2011年5月5日 日本3名瀑、袋田の滝へ
先日の福島旅行に引き続き、今度は家族で茨城へ。なんだか旅行ばかりしているが、旅行業界の端くれに生きるものとして、やっぱり旅をしなくては!車を借りて、最初の目的地は茨城県北の袋田の滝。華厳の滝、那智の滝と並んで日本3名瀑の1つと言われている。華厳は小学生のときに、那智は大学生のときに訪れており、遅ればせながらの日本3大滝制覇である。(世界3大瀑布は6年前に制覇済み…)
【袋田の滝のこいのぼり】
【袋田の滝のトンネル】
滝の展望台へはトンネルを抜けていく。轟音が聞こえてくる。そして目の前にドーンと現れた幅広の四段の滝。おおっ、思った以上にイイじゃないか。4歳長男も2歳長女も迫力に驚き、また食い入るように滝を見つめている。
ゴールデンウィークど真ん中、本来なら相当の混雑があるのだろう、新しくできたという観瀑台へのエレベーターはまったく待たずに乗れた。滝の全景を、より高い位置から眺めることができる。説明をしてくれるおじさんがいて、海底火山の噴火による強固な岩盤が隆起してできた滝のため水流にも削られずにいること、そして冬には凍ること、を教えてくれた。
【袋田の滝】
【袋田の滝】
華厳も那智も世界遺産の中にある滝で、そのぶん知名度も高く、おそらく訪れる人も多い。しかし、滝そのものの迫力を比較すると、袋田に軍配が上がるのではないか、そんなことを思いつつ、つり橋を渡って茶屋が並んでいるところへ。
ここで「うんち!」と叫びだす長男。素通りするはずの茶屋でトイレを借りる。借りて戻ってくると、お茶を出される。オバサン、すかさずメニューも持ってくる。おりしも観光客は少なく、滝を眺められる展望の席はがらがら、(高いウンチになりそうだ)と内心思いつつ、椅子に座る。
結果的にこれは当たりだった。味噌つきのこんにゃくと、けんちんそばを頼んだのだが、特にそばが美味しい。ここの名物らしく、コシの効いたざるそばを、けんちん汁につけて食べる。けんちん汁は薬味がたくさん溶け込んでいるような深い味で、滝を見ながらの場所の雰囲気も良く、食べ終わった長男が今度は「おしっこ!」と叫ぶほどだった。
【袋田の滝の茶屋】
2011年5月5日 午後はひたち海浜公園へ
袋田の滝を後にして、次なる目的地はひたち海浜公園。1時間ほどのドライブ中、ちょうどよく子供たちは寝てくれる。海沿いに出て、東海原発の間近を抜けると、もうまもなく到着だ。
【ひたち海浜公園入口】
ひたち海浜公園は、旧日本軍の水戸飛行場の跡地に建設された国営の公園でべらぼうに広い。ディズニーランドの5倍の広さになるというが、まだ全ては開業していないそうだ。これまた例年なら駐車場も込み合うのだろうが、半分も埋まっていなかった。
まず訪れたのは色とりどりのチューリップが咲き誇るエリア。お花大好きの長女は大喜び。徐々に記憶の蓄積ができ始める年頃で、「ピンクのお花、黄色いお花、ハートのチューリップ見たの」と、このあとも嬉しそうに繰り返し喋ってくれるほどだった。
【ひたち海浜公園チューリップ】
【ひたち海浜公園チューリップ】
一方で長男が大はしゃぎをしたのが「たまごのひるね」という面白い名前のすべり台。大勢の子供たちが駆け上ったり、転げたりして遊んでいる。ひとしきり遊んだ後、まだまだ広い園内のほかの場所も行きたい大人が、「次行こう」と説得するのが大変なくらい楽しんでいた。
【たまごのひるね】
【菜の花と古民家】
で、一番の目玉、ネモフィラの丘へ。
丘一面に、青い花が咲いている。この時期ならではの素晴らしい眺めだ。
【ネモフィラの丘】
【ネモフィラの丘】
さらに夕方まで園内で遊び、帰りは温泉に立ち寄った。
滝、公園、そして温泉と、1日で茨城県を大満喫。家に着いたとき、一瞬だけ起きた長男、再び寝落ちする直前に一言、「今日、とても楽しかった」
そう言ってもらえると、親冥利に尽きる。
【大草原】
【おもしろチューブ】
【霞ヶ浦、あそう温泉】