ふねしゅーの日本探訪/子連れ登山 雲取山(2017m)
東京都最高峰、初めての山小屋泊
【子連れ登山データ】登山日 | 2016年10月9日(日)~10日(月)くもり |
子供の年齢 | 小学4年♂(全て自分で歩く)、小学2年♀(全て自分で歩く)、4歳♀(1日目は自分で歩くが、2日目は大半で親の背中) |
経路/所要時間(1日目) | 三峯神社(10時10分頃出発) → 三峰ルート → 霧藻ヶ峰休憩所(12時30分頃着/昼食/13時00分頃発) → お清平(13時30分頃) → 前白岩山(14時50分頃) → 白岩小屋(15時15分頃) → 大ダワ(16時40分頃) → 雲取山荘(17時20分頃着) |
経路/所要時間(2日目) | 雲取小屋(7時10分頃出発) → 雲取山山頂(7時50分頃) → 鴨沢ルート → 奥多摩小屋(9時15分頃) → ブナ坂(10時頃) → 途中の休憩所(11時30分頃着/昼食/12時10分頃発) → 堂所(12時15分頃) → 鴨沢バス停(14時20分頃下山) |
難易度 | ★★★★★ |
ひと言 | 大人でも日帰りは無理。難所は無いのでファミリーでも訪れやすいが、道のりが長く体力が必要。山小屋に併設してキャンプ場あり。子供には良い経験になること請け合い。 |
※難易度は標高や歩行距離、売店の有無などにより、子連れ視点で評価。あくまで主観による目安です。 ★幼児~ ★★幼児~低学年 ★★★低~中学年 ★★★★中~高学年 ★★★★★高学年以上 |
1日目 三峰ルートにて雲取山荘を目指す
10月の連休は、雲取山@東京都最高峰(2017m)へ。昔、独身時代に訪れたこともあるのですが、大人でも日帰りは難しく1泊2日が標準のルートです。
今回は埼玉県側の秩父・三峰口から登り、東京都側の奥多摩へ下るというルート。まずは三峰口駅からバスで三峯神社まで。ちなみに三峯神社の標高は1100m、この日のゴールとなる雲取山荘までは700m余りのアップです。
林間の道を進んでいき、霧藻ヶ峰にて昼食。ジュースなどを売る売店があり、小屋では暖を取ることもできました。
道はきつくないのですが距離は長く、なかなかに時間がかかります。曇りがちで微妙な天気だったけど、珍しい円形の虹が見られて、テンションが上がりました(^^)/
さらには、かわいい小鹿にも出会えて、子供たちも大コーフン!
すでに秋分の日を過ぎた10月、夕暮れ時が迫る中で、ようやく雲取山荘に到着しました。
初めての山小屋に嬉しそうな子供たち。途中、僕たちが登っているのを見かけた小屋のおじさんに「やっと来たか、辿り着けないんじゃないかと思ったよ」なんて冗談めかして言われました(^^;)
小学生くらいの子供を連れたファミリーは、他にもちらほらいましたが、未就学児は珍しかったようです。
1泊2食付き、雑魚寝ではありますが畳の部屋にはコタツもあって、夕食にはハンバーグとポテトサラダ。疲れはあったと思いますが、興奮しっぱなしで「早く寝なよ」と言われていました。
2日目 鴨沢ルートにて奥多摩方面へ下山
朝6時には起床して朝ごはん、7時には出発準備を整えます。長男&長女は元気いっぱいな一方で、次女は心なしか力のない表情。一晩寝ても疲れが残っているのかな?
山荘から山頂までの道のりは思ったよりも急坂で、ちょっと時間がかかりました。
ともあれ山頂! 東京都、埼玉県、山梨県、三都県にまたがる日本百名山の1つ、ついに制覇です!
残念ながら景色はガスの中。ほとんど眺望はありませんが、これも登山ならではの体験ですね。
わずかな時間に少しだけ晴れて、遠くに雲上の富士山の姿がぼんやりと。周りの人も「富士山だ! 富士山が見える!」と笑顔になって叫んでいました。やったー\(^^)/
しかし1日目に体力を使い果たした次女は、ここで完全にガス欠。文字通りのお荷物になりました(頑張った結果なのでエライ!)。
鴨沢ルートの下りも長い道のり。途中の楽しみは、ここまで温存していたカップラーメン! 体力復活、もうひと踏ん張りして、奥多摩を目指すのでした。