南米大陸横断その6 ペルー&ボリビア/高原の町プーノとチチカカ湖/高原の町プーノとチチカカ湖(2005年春)
標高4000メートルの首都ラパスに到着。
標高四千メートル 青空を越えて行く
クスコから東へ。高原列車に乗りたかったのだが、あいにく曜日が合わず、バスに揺られて高度はあがる。
広大なアンデスの旅。富士山よりも標高の高い街道沿いの、町や村や牧草地。アルカパの群れがのんびりと歩む。
途中の検問に引っかかり、しばし強制的な休憩時間。外の空気はひんやりと肌をつつみ、地元の警官はにこやかに笑いかけてきた。
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【クスコの安宿】
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【クスコからプーノへ】
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【バス移動、途中の町】
インカ帝国創世伝説 湖畔の町プーノ
午後プーノの町に到着。バスターミナルを出ると、客引きが集まる。タクシー、オートリキシャ、しかし僕らはサイクルリキシャを選んだ。
ペルーの中でも、とりわけ先住民族の色合いが濃いプーノ。路地の舗装も凸凹で、首締め強盗の発生率も高いと言われ、貧しさと陰鬱な雰囲気が入り混じる。
高台に登ると、インカ初代皇帝マンコカパックの立像が、夕暮れのティティカカ湖を望んでいた。
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【プーノの高台にて】
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【プーノの高台にて】
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【プーノ市街】
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ペルー共和国 (Republic of Peru) |
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ボリビア共和国 (Republic of Bolivia) |
人口 | 871万人 | 面積 | 109.8万km2 |
首都 | ラパス | 宗教 | キリスト教(カトリック) |
言語 | スペイン語、ケチュア語、アイマラ語 | 通貨 | ボリビアーノ |
旅行期間 | 2005年4月30日~2005年5月5日(6日間) | ||
訪問経路 | (ペルー)~ラパス~ウユニ・ウユニ塩湖~ビジャソン~(アルゼンチン) |
4月30日
のどかに人々が往来する 国境の道
プーノからラパスまで、南米旅する旅人たちの黄金の道。大型バスの乗客は白人ばかり。ほどなく国境の町ユングーヨに到着。
余ったソルをボリビアーノに両替し、ペルーの出国手続を済ませ、ゆるやかな坂道を歩いて越える。
円形のアーチが国境線。地元の人々は荷物を背負い、実にのんびり自由に行き交っている。それでも陸路国境には、独特の雰囲気と高揚感が満ちている。
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【ペルー/ボリビア国境】
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【ペルー/ボリビア国境】
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【ペルー/ボリビア国境】
澄みわたる碧 天空のチチカカ
無事にボリビア入国を果たし、湖に面したコパカバーナの町で昼食休憩。一時間半の自由行動が嬉しい。
汽船が行き交う世界最高所の湖として、学校の教科書にも載っていたチチカカ湖。
たしかに息はあがるけど、ここが四千メートル近い高所とは、にわかに信じられない観光リゾート。僕らは貸しボートを30分借りて、真っ青な湖面に漕ぎいでた。
観光客集まるレストランを横目に、浜辺の露店で魚フライ載せご飯を頬張った。
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【チチカカ湖】
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【チチカカ湖】
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【ラパス行きのバス】
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【チチカカ湖を渡る】
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【チチカカ湖畔】
世界最高所の首都 ラパスへ至る
どこまでも青い空。どこまでも広い大地。どこまでも続く長い道。
旅人たちを載せたバスは大平原を走る。
やがて沿道にぽつぽつと建物が増え、車が増え、人々が増え、喧噪が響く。突然バスは大きく曲がり、まっすぐだった道は急な下りに転じた。すり鉢のようなと称される首都、ラパスがその全貌を現した。
さすがに空気は薄く、高山病の妻は不機嫌に黙り込んでいた。
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【ラパス郊外】
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