中国/上海&北京旅行その6 万里の長城&明の十三陵
9月20日 北京郊外の世界遺産、長城&十三陵を訪ねて
北京到着3日目は万里の長城と明の十三陵を巡る。どちらも郊外にあり、ツアーで訪れるのが一般的だが、市バスを活用して訪れてみた。万里の長城は人類史上最大の建造物ともいわれ、西は甘粛省の嘉峪関、東は河北省の山海関、実に8000キロ以上の長さとされている。
北京近郊にも点在していて、一番有名で観光客も多いのが八達嶺長城、ほかに慕田峪長城や金山嶺長城などいろいろある。今回訪れたのは八達嶺だが、やはりとても人が多かった。
以前、嘉峪関を訪れたことがあるため、万里の長城としては2回目になるけど、当然全く雰囲気は違う。でも賑わっている箇所から、どんどん歩いていくと、あまり人がいなくなった。
このままどこまで歩いていけるのか分からないけど、さすがに壮大である。
続いて明の十三陵へ。明の時代の16人の皇帝のうち、13人の陵墓が集まっていて、中国版「王家の谷」のように言われている見どころだ。
13代隆慶帝の昭陵と、14代万暦帝の定陵を巡り、地下宮殿などを見学。さらに参道として造られた神道を歩く。かなりだだっ広いので、全てじっくり回ろうとすると大変だ。
夕方、バスと地下鉄を乗り継いで市内へ戻る。万里の長城から明の十三陵へはタクシーを使うしかなく、面倒なルートではあるけど、1日かけて両方の見どころを支障なく楽しむことができた。