自転車世界一周の旅/第150話 河西回廊のオアシス都市 西方の街に鐘楼の鐘が響く
南はチベット人の居住する高山地帯、北はモンゴル人の暮らす草原地帯、長らく異民族との攻防に明け暮れた歴代中国王朝にとっての西域経営の生命線、それが細長く東西に伸びる河西回廊。
自転車で走ればおよそ四日ごとに、往時の繁栄を偲ばせるオアシス都市が続く。
酒泉、張掖、武威。日本でいえば地方の小都市。砂漠を越えてきた者にとっては、それでも大都市に見えた。超市(スーパー)では何でも揃い、ネットカフェも至る所にあった。苦労したのは宿探しで、外国人だと分かると断られることもあった。
休息をとり、また走る。
中華人民共和国 (People's Republic of China) |
『銀色の轍』はかつてインターネット新聞オーマイニュースに連載(2007~09年/休刊のため未完)していたものです。第10章までで未完、第11章141話以降は簡単な説明と写真のみの掲載となります。
【中国/河西回廊の道】
【中国/張掖】
【中国/張掖】
【中国/張掖】
【中国/張掖】
【中国/張掖】
【中国/山丹長城】
【中国/河西回廊の道】
【中国/武威】
【中国/武威】
【中国/武威】
【中国/武威】
【中国/河西回廊の道】
【中国/河西回廊の道】
年 | 月 | 日 | 国 | できごと | 距離 |
2001 | 05 | 26 | アメリカ | 旅立ち 空路アラスカへ | |
08 | 05 | メキシコ | トゥーラ手前 | 5000 |
|
11 | 11 | トルコ | イスタンブール手前 | 10000 |
|
2002 | 04 | 10 | ジンバブエ | ビクトリアフォールズ先 | 15000 |
08 | 10 | イラン | マクー~マルカンラル間 | 20000 |
|
10 | 19 | パキスタン | ワガ国境を越えて、インド入国 | 25000 |
|
24 | アフガニスタン | 車にて入国(ジャララバード) | |||
04 | 07 | パキスタン | 車にて再々入国(ペシャワール) | ||
29 | 中国を目指し、ラホールを出発 | ||||
05 | 02 | シンキアリ先 | 30000 |
||
10 | フンザ、カリマバード到着 | ||||
06 | 05 | 標高4700メートル、フンジュラブ峠制覇 | |||
05 | 自転車にて中国へ、一時的に入国 | ||||
12 | 中国 | 飛行にて入国(ウルムチ) | |||
15 | パキスタン国境の町タシュクルガンに到着 | ||||
16 | タシュクルガン市内 | 31000 |
|||
26 | 央塔克庫都克先 | 32000 |
|||
07 | 07 | 火焔山先 | 33000 |
||
12 | 新疆ウイグル自治区から甘粛省へ | ||||
14 | 敦煌に到着 | ||||
25 | 敦煌~安西間 | 34000 |